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講師について
暑中お見舞い申し上げます

毎日、毎日暑いですが、皆様お元気にお過ごしでしょうか。私は、暑さに弱くて少々バテ気味です。

先日、Women’s Business Schoolで富山から種部先生を御招きした際に御伺いした御話が大変心に残り、女性の体が今も昔も変わらないのだと痛感いたしました。当たり前だと仰るかも知れませんが、人生100年時代を迎えて、長生きになった分、元気な時間も延びている気になっておりました。女性が初潮を迎えて昔は初産までが短く、出産回数も多かったので子宮もお休みできる時もありましたが、今は初産も遅く、出産回数も少ないので子宮は働き通しであると先生から伺い、「なるほど、そうだ。」と今さらながら感心してしまいました。

若いときに子供を産むと体にとっては良く、仕事にとってはキャリアを積み難くなり、遅めの出産は、体に負担がかかるが、キャリアは積みやすい。このことは、改めて考えると「それはそうだ」と思いますが、実際それをどこまで女性が理解しているかということは疑問です。

自分の人生をどうデザインするか、長寿の今の時代には早い時期から真剣に考えていかなくてはいけないと強く感じた研修でした。女性はライフイベントが多いのでより真剣に考えていかなくてはなりません。

私は、Women’s Business Schoolを通じて「知らない」ことがいかに残念なことであるかと感じております。そんなことなら、早く教えて欲しかったと思えることも多く、それを口にする受講生も多いです。これからは、女性を活用できない企業は衰退していく時代です。女性に多くの学びの場を与えて頂き、知識と知恵、そして、人脈を増やせる環境を企業も積極的に整えて頂きたいと考えます。まだまだ未知数の力を備えている女性達に、これからもエールを送り続けることができる研修を考えていきたいです。