本日は2月15日(月)に開催致しましたPeach kokorozasi schoolをご紹介します。 2017年度からスタートし、4年目を迎えるPeach kokorozasi schoolは、 異業種との交わりで気付かなかったことに気付き、考えなかったことを考えることにより、 イノベーションを起こせる人材を育成することを目的とした研修プログラムです。 講師にリーディングカンパニーの経営者や、最先端の研究者をお招きし、既存の知と新しい知を掛け合わせることで、新しい知恵を生み出します。 なお、今年度は感染状況を考慮し、受講者が対面でも、会社や自宅からのオンラインでも参加できる「ハイブリッド型」にて研修を開催しております。
当日は、 講師にエルドリッヂ研究所 ロバート・D・エルドリッヂ氏を迎え、 「国際社会の中の日本、日本の中の国際社会」をテーマにご講演頂きました。 世界は日本のリーダーシップを求めており、日本は世界に貢献すべきだとし、その為には日本人はもっと自国に誇りを持つべきだと提言されました。 海外で外国人からの質問の多くは日本文化や歴史についてなど日本人ならば当然知っているだろうと思われる事柄であるため、日本人であることへの自覚を持ち、日本の事を知り発信するべきだとの認識を話されました。 その後ファシリテーターに酒井真理を交え、質疑応答、「日本の社会と関西の会社に必要な国際的な人材について」というテーマでの討論会を行いました。 その中でエルドリッヂ講師からは 「関西では文化やモノつくり技術など潜在能力が高く、世界に貢献できる強みが多い。今後ますます発信できる人材が必要になる。」 「詰め込み型の教育の欠点として、融通や柔軟な思考に欠けるところがある。問題解決型の教育を導入し、答えに至るプロセスを評価することも必要だ。」 「なぜ、何のために生き、勉強をするのかという宗教観、哲学的思考を交えた教育が必要となる。」 など外国から日本を見た日本人への提言と受講生との意識改革のきっかけとなる話をして頂き、活発な討論会となりました。
次回は3月29日(月)「日本VS世界」です。
|