本日は7月29日水曜日に開催されたPeach Women’s Business Schoolの講義の様子をご紹介します。 Peach Women’s Business Schoolは今年度で4年目を迎える女性管理職を育成するためのプログラムです。 100人を超える卒業生が研修で得た知識や気づきを会社に持ち帰り、それぞれの分野で活躍しています。 なお、感染拡大の影響や台風や地震などの自然災害発生のリスク等から、全ての講義をウェブ講義にて開催しております。 今回は、女性クリニックWe富山 代表 種部恭子先生をお招きし、
近年、M字カーブが改善されてきたとは言え、諸外国に比べるとまだまだ女性活躍が進んでいないのが現状です。就業率は向上していますが、管理職比率は低く、多くの意思決定を男性が行っています。 女性が活躍するためのキャリア形成を図る時期は、女性が妊娠・出産に適した時期と重なっています。このため、男性並みの働き方をし、活躍している女性は母親になることが難しく、母親になった女性は一線で働き続けることができない現状を指摘されています。 また、昔の女性と比べて現代の女性は出産回数が少ないため、生涯の月経と排卵の回数が5~9倍にもなり、婦人科系疾患になりやすくなります。 これらのことから、ライフサイクルとキャリアプランを長期的に考え、計画を立てる必要性や、手段として、月経をコントロールし、過ごしやすい状態を作ること等をご提言頂きました。 講演中からチャットでの質問が相次ぎ、種部先生は一つ一つに丁寧に回答していただきました。
「もっと早く知りたかった」 「娘に教えてあげたい」 「男女双方で理解する必要性を感じた。男性特有の健康サイクルもあるなら理解したい」 等の感想がありました。
次回は8月5日(水)「メンタルヘルスケア」をテーマに行います。 その様子も後日、紹介いたします。 |