本日は10月27日水曜日に開催されたPeach Women’s Business Schoolの講義の様子をご紹介します。 Peach Women’s Business Schoolは今年度で5年目を迎える、女性管理職を育成するためのプログラムです。現在、100人を超える卒業生が研修で得た知識や気づきを会社に持ち帰り、それぞれの分野で活躍しています。 今回は、株式会社ポジティビティ 代表取締役 松岡孝敬氏を広島県よりお招きし、「ロジカルシンキング」をテーマに講義をしていただきました。 なお、今回の講義は感染予防対策を徹底した上で、リアル開催をいたしました。 前半では、ロジカルシンキングについて、またそれを実行するためのステップをご教示頂きました。「空・雨・傘」といった理解しやすい具体例や、因果関係と相関関係について多様なトレーニングやグループワークを交えながらご講義いただきました。 ロジカルシンキングにはクリティカルに思考する事、つまり「深い洞察による自分の考えをもつ」ことが求められるとのことであり、そのためには ・「知っているつもり、わかっているつもり」から脱け出すこと ・「それはホント?だから何?」と自分でツッコミをいれること ・「相関関係」と「因果関係」を一緒にしない ・当たり前のことを考えないこと が必要であるとご教示いただきました。 後半では、考えをロジカルに展開する事を目標に、以下に重点を置きご教示頂きました。 ・深く根拠を調べて伝える(~だからそうである) ・自分が伝えたいことを「説得力」という乗り物に乗せる。 「何の話なのか(テーマ・論点)」、「何を言いたいのか(結論・主旨)」、 「そう言える理由は何か(根拠)」、「何をしなければならないのか(行動)」 1年半ぶりのリアル開催ということもあり、最初は緊張気味であった受講生たちも次第に緊張がほぐれ、積極的に意見交換をしながらワークに取り組み、マスクの下は、笑顔になっていました。 主宰の酒井からは長いコロナ生活で表情が乏しくなりがちだが、マスクをつけていても、できるだけ声を出し、表情も豊かになるように心がけてほしいと受講生に話をしていました。
次回は11月10日(水)「財務会計」をテーマに行います。 その様子も後日ご紹介いたします。 |