本日は9月7日水曜日に開催された第4回Peach Women’s Business Schoolの講義の様子をご紹介します。 Peach Women’s Business Schoolは今年度で6年目を迎える、女性管理職を育成するためのプログラムです。現在、約200人の卒業生が研修で得た知識や気づきを会社に持ち帰り、それぞれの分野で活躍しています。 今回は、株式会社日立製作所フェロー、株式会社ハピネスプラネット代表取締役CEO 矢野和男氏をお招きし、 矢野先生のこれまでのご経験や幸せに関する研究データをもとにお話していただき、幸せとは楽な状態ではなく、前向きな状態であること、また環境変化に応じて生じる生化学現象であるとご教示いただきました。途中、矢野講師よりアイスブレイクを入れていただき、雰囲気も和やかになり、グループディスカッションや質疑も受講生がとても活発に発言していました。 アンケートでは、 「前向きなメンタリティが、身体の物理現象に影響し幸せとなるという作用順序の認識がなかったので、勉強になりました。また、前向きさは人間関係に起因するとのお話も、意識していなかったのですが深く実感・納得しました。チームとして前向きな方向性、関係性を築くことができるようポジティブな三角形のコミュニケーションを意識し、日々業務にあたりたいと思いました。」 「幸せは楽な状態ではなく前向きな状態」という言葉で自分の中での「幸せ」という漠然としたものの輪郭が見えてきました。今まで仕事に対して困難なことがあったときに不安だったり、後ろ向きな気持ちがありました。しかし、不安を勇気に変えて前向きな気持ちを持つことで、困難はモチベーションになり、少し頑張れば達成できる自信になり、それが幸せとなり生産性も上がる。前向きな気持ちを持つことは幸せへの大事な1歩なのだと思いました。」 「コミュニケーションの質を上げるには、V字ではなく三角形のつながりが大切である中で、組織というのはV字の仕組みで作られているということに、なるほどたしかに!と納得です。一人ひとり役割が違い年齢も価値観も異なるV字の組織において、三角形のコミュニケーションをとるにはどうしたら良いのか。それには、違いがある中でお互いに学び合おうとする姿勢が大切だということに改めて気づきました。本当にそのとおりだな思いました。これは職場に限ったことではなく、どんな場面においても同じで、お互いに感謝し、応援し、学び合う姿勢というのが大切だということを忘れないようにしたいと思います。」 といった意見が寄せられました。
次回、9月22日(木)「キャリアデザイン」をテーマに行います。 その様子も後日紹介いたします。
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