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講師について
REPORT
研修・ビジネススクール開催レポート
2022年度 第9回 Peach Women’s Business School

本日は11月29日火曜日に開催された第9回Peach Women’s Business Schoolの講義の様子をご紹介いたします。

Peach Women’s Business Schoolは今年度で6年目を迎える、女性管理職を育成するためのプログラムです。現在、約200人の卒業生が研修で得た知識や気づきを会社に持ち帰り、それぞれの分野で活躍しています。

今回は大和リゾート株式会社 西日本支社 戦略販売グループ 制作チームのシュミット クリストフ氏をお招きし、

「異文化コミュニケーション」をテーマに講義をしていただきました。

なお、今回の講義も感染予防対策を講じた上で、リアル開催をいたしました。

講義の始めにシュミット講師から自己紹介をしていただき、受講生も英語で自己紹介を行いました。

久しぶりに英語を話す受講生も多く緊張している様子もありましたが、シュミット講師の朗らかなお人柄でリラックスして発表していました。

異文化コミュニケーションとは、異なる文化的背景を持つ労働者、人々の間で効果的に行われるコミュニケーションであること、文化的な認識や象徴体系がコミュニケーションイベントを変えるほど異なるに人々の間でのコミュニケーションであるとご教示いただきました。

グループワークでは、「異文化コミュニケーションのポイントはなにか」をテーマに意見交換を行い、実際に海外の方と仕事をした受講生はタイムマネージメントやスケジュール管理に苦労したといったエピソードがありました。

後半では、ビジネスの場面においても異文化コミュニケーションは必要であるが、言葉の面にばかり気を取られているとコミュニケーションの重要なポイントを見逃してしまい、ビジネスチャンスを逃してしまう場合もあることや、ハンドジェスチャーや各国のビジネス時のあいさつを例にあげて、国や文化よって意味や方法が異なること、またシュミット講師のご経験も交えながらお話いただきました。

 

アンケートでは、

「海外の方との異文化コミュニケーションについては言語ばかりを意識しがちです。しかし、言語はツールであってその背景にある文化をお互いに理解しようとする姿勢が重要であることを学びましたので、仕事で英語が必要となった際に、お互いの理解をより深めるコミュニケーションが意識的に実践できそうです。」

「そもそも生まれた国が違えば、文化も考え方も違う、自分の中にある常識が外に出れば全く違う意味になるということは、かなり意識をしないと忘れてしまいがちです。現在は携帯でも気軽に翻訳ができるほど言葉の壁を乗り越えることが容易になってきたからこそ、言葉だけではない、文化や背景の理解が必要になるということがよくわかり、今回の研修は役に立つと感じました。」

「英語を使用するしないに関わらず今回の研修は役に立つと感じました。価値観や時間の感覚や表現方法、どれも無意識のうちに自身の育ってきた背景を元に成り立っていて、すべての国や文化において同じとは限らないことを念頭に置いておきたいと思います。」

と言った意見が寄せられました。

 

次回、12月8日(木)「世界の動向とグローバル思考」の様子もご紹介いたします。