本日は2月21日水曜日に開催された第13回Peach Women’s Business Schoolの講義の様子をご紹介いたします。 Peach Women’s Business Schoolは今年度で7年目を迎える、女性管理職を育成するためのプログラムです。 現在、約300人の卒業生が研修で得た知識や気づきを会社に持ち帰り、それぞれの分野で活躍しています。 今年度も3名のパネラーをお招きして、パネルディスカッションを開催しました。
株式会社ダスキン/H2Oリテイリング株式会社/株式会社神戸製鋼所 社外取締役 関口 暢子氏
株式会社大林組 大阪本店建築事業部営業部 副部長 山田 有香氏 山田氏は、2018年度 Peach Women’s Business Schoolの修了生です。
サントリーフーズ株式会社 近畿営業本部 営業推進部 営業推進2課 課長 東條 こみち氏 東條氏は、2022年度Peach Kokorozasi School Plusの修了生です。
今回のパネルディスカッションでは、 「『女性を取り巻く環境の変化について考える』~過去の働き方と、これからの働き方~」 というテーマで行いました。 前半は、各パネラーのキャリアや自社の制度等を交えてプレゼンテーションを行っていただきました。 後半は酒井真理がファシリテーターを務め、パネルディスカッションの後、受講生との意見交換を致しました。 パネルディスカッションでは、各パネラーご自身の具体的な体験談を元に得た教訓を メッセージとして伝えて頂きました。
社会は絶えず変化をしており、女性という観点はこの5年~10年大きく変化をしている時期。 今は過渡期ということを認識して、上手くバランスをとりながら、対応をしていくことが、 結果的には上手くのではないか、と関口氏からアドバイスをいただきました。 山田氏、東條氏は、日本は意思決定の場にまだまだ女性が少数である。 この事に対して、日本企業は、認識が薄いという現状がある中、我々も、問題意識を持って、 常に意思表示をする必要がある、というアドバイスをいただきました。
意見交換では、受講生からの今後のキャリア形成や部下の育成、生活との両立に関する質問に対し、 一つひとつ丁寧に、ご自身の体験を通じての考えを述べていただき、学びの多い会となりました。
研修後のアンケートでは、 「自分を謙遜しすぎず、チャンスがあること、経験ができることは、今の立場でしかできないことだと 思うことができ、改めて前向きにとらえることができました。立場に甘えずに、勉強することを怠らず、 広い視野は持って、意思表示をしながら仕事をしていきたいと思いました。」 「マネジメントで大切な要素として、より良い環境を目指して自分自身が変わることが印象に残っています。 また、キャリア形成にあたって自分をよく理解すること、誠意をもって公平な対応を心掛けることも 日々意識していきたいと思います。」 「真摯に答えていただける姿をみて、ぜひとも聞いてみたいという気持ちが湧いて、質問することができました。 また、とても良いアドバイスをいただくことができました。」 などの感想がありました。
次回は2月29日(木)「プレゼンテーション」です。 その様子も後日、紹介いたします。
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