本日は10月26日木曜日に開催された第7回Peach Women’s Business Schoolの講義の様子をご紹介いたします。

Peach Women’s Business Schoolは今年度で7年目を迎える、女性管理職を育成するためのプログラムです。

現在、約300人の卒業生が研修で得た知識や気づきを会社に持ち帰り、それぞれの分野で活躍しています。

今回は、株式会社ポジティビティ 代表取締役 松岡孝敬氏を広島県よりお招きし、「ロジカルシンキング」を

テーマに講義をしていただきました。

前半では、ロジカルシンキングについて、またそれを実行するためのステップをご教示いただきました。

「空・雨・傘」といった理解しやすい具体例や、因果関係と相関関係について多様なトレーニングや

グループワークを交えながらご講義いただきました。

ロジカルシンキングとはクリティカルに思考すること、そのためには「相関関係」と「因果関係」を

見分けることが必要であるとご教示いただきました。

その中でも、自分の信念「ビリーフ」と逸脱することは、見えない、感じないようになっているため、

その見えない部分「心理的盲点」をありのままに正しく観ることが大切であるとご講義いただきました。

後半では、考えをロジカルに展開する事を目標に、隠された論拠を見つけ、自分で気づくということを重点に置き

ご教示頂きました。

アンケートでは、

「ロジカルシンキングを取り入れることで、自分の意見を通しやすくなったり、思いこみにより見当違いの方向に

進まないようになったり、仕事上たくさんのメリットが生まれると思いました。」

「論理が自分の都合の良い情報や事実ばかりを揃えていないか、深堀りされているか、筋が通っているか、

政治家の話し方を例えにして、丁寧に抗議いただきました。隠された根拠を調べるところが難しく、

普段使わない思考を働かせてトレーニングできました。答えは一通りではないところもロジカルシンキングの奥の深さを感じました。」

「特に論拠を補足する裏付け、限定条件、例外をしっかり組み立てれば、反論しにくい主張が確立しますという説明が

非常に納得しました。今までの自分には足りなかった部分だと気付いたので、今後活かしていきたいと思います。」

といった意見がありました。

次回は11月9日(木)「異文化コミュニケーション」の様子もご紹介いたします。