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講師について
REPORT
研修・ビジネススクール開催レポート
2024年度 第5回 Peach Women’s Business School

本日は9月26日木曜日に開催された第5回Peach Women’s Business Schoolの講義の様子をご紹介します。

Peach Women’s Business Schoolは今年度で8年目を迎える、女性管理職を育成するためのプログラムです。
これまでで約300名の卒業生が研修で得た知識や気づきを会社に持ち帰り、それぞれの分野で活躍しています。

 

今回は、帝塚山学院大学 リベラルアーツ学部教授、Link Next社会研究所 代表 飛河智生氏をお招きし、
「キャリアデザイン」をテーマに講義をしていただきました。

前半は、個人のキャリアの8割が予想しない偶発的なことによって決定されていると言われており、
その偶然をチャンスに変えるためにも自己キャリア形成が重要であるとご教示いただきました。

次いで、人生100年時代の自己キャリア形成について、「自分」「会社」「社会」の3つ視点から
飛河講師のご経験や思いを交えながら幅広くお話いただきました。

後半のグループディスカッションでは、現在のキャリア形成における不安や悩み、
相談したいことについて意見交換を行いました。

各グループに飛河先生にも入っていただき、受講生からは、

「ずっと同じ部署にいると今後どういうキャリアを選べばよいか選択肢が見えません」

「管理職を目指したい一方でこれから家庭を持つことを考えると両立に不安があります。」

「自分の仕事について、AIにとって代わられたらどうしようと不安に思っています」

といった不安や悩みが挙げられ、飛河先生にアドバイスをいただきました。

アンケートでは、

「キャリアデザインを考えるうえで、人任せのキャリア形成ではなくて、社会に貢献できる人になるために、
自分が「今、何をすべき」を自ら考え、行動に移すことが重要であることを学びました。
社会の変化が激しい今、他社をロールモデルにするのではなく、自分自身で考え、自分なりの成長スタイルを
確立していくことが必要があると感じました。」

 

「今まで与えられた仕事をこなしていく、また他の人の零れ落ちた仕事をフォローすることしか
してこなかったので、自分ができそうな仕事を自主的にやっていきたいと思う。
今すぐに自分の付加価値は身につくものではないと思うので、様々な業務をこなすことで
自分にしかできないことを見つけていきたい。
また後輩育成にも力を入れていきたいと思う。自分の持っているものは自分が集めてきた情報なので
出し惜しみをしていたが、他人に提供することをしていく中で、自分も新たな情報を
集めるアンテナをはっていきたい。」

といった意見がありました。

 

次回は、10月17日(木)「ロジカルシンキング」をテーマに行います。

その様子も後日紹介いたします。