本日は11月22日(金)に開催された第9回Peach Women’s Business Schoolの講義の様子をご紹介いたします。
Peach Women’s Business Schoolは今年度で8年目を迎える、女性管理職を育成するためのプログラムです。
現在、約300人の卒業生が研修で得た知識や気づきを会社に持ち帰り、それぞれの分野で活躍しています。

今回は、奥村・千村税理士法人　代表社員　税理士・公認会計士の奥村 圭氏をお招きし、
「財務会計」をテーマに講義をしていただきました。

講義では、「決算書の見方の一例を理解する」「目標売上・利益の設定方法を知る」
「目標を達成するための戦略の立て方を知る」の３つを目標に、講義をしていただきました。

前半は、会計について基本的な知識から、財務会計と管理会計について、ご説明をいただきました。
仕訳や利益を増やすための数値目標設定についての演習では、普段数字を扱う機会が少ない受講生も、
講師に質問しながら理解を深めている様子でした。

後半のグループワークでは、美容室を例に、利益を上げて目標営業利益率にするための、
具体的な施策を考える演習を行い、グループごとに発表しました。

アンケートでは、

「グループワークで、経営者の視点で利益目標達成のための施策を議論したことが非常に
勉強になりました。
売上を増やすのか費用を減らすのか、という2つの方法の中で、ターゲット層や販売メニューを踏まえて
打つべき手を探っていきましたが、各グループ色々な視点で施策を検討されており興味深かったです。」

「実務では事業の成長目標を立てる際に売上から考えていくことが多かったですが、
計画は利益から逆算するべきというお話や、実際に営業利益率の向上の為の
施策を検討するワークを通して新たな視点が得られました。」

「今後は、数字を使って戦略的な組織運営をしていきたいと考えているため、研修で学んだことを活かし、
「売上を上げるために」何をすべきか常に考えるようにし、数値を分解しながら、
「問題はどこにあるか」「改善すべきポイントはどこにあるか」などを考えながら行動していきたいと思います。」

といった意見が寄せられました。

次回は12月5日(木)、「世界の動向とグローバル思考」をテーマに行います。
その様子も後日ご紹介いたします。