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講師について
2020年度 第6回Peach kokorozasi school

大阪・京都・神戸及び名古屋、東京など関西、関東を中心に研修事業を展開しているピーチコーポレーション(株)です。

これまで数多くの企業様にビジネス研修をご提案させていただいております。

本日はPeach kokorozasi schoolをご紹介します。

2017年度からスタートし、4年目を迎えるPeach kokorozasi schoolは、 異業種との交わりで気付かなかったことに気付き、考えなかったことを考えることにより、 イノベーションを起こせる人材を育成することを目的とした研修プログラムです。

講師にリーディングカンパニーの経営者や、最先端の研究者をお招きし、既存の知と新しい知を掛け合わせることで、新しい知恵を生み出します。

なお、今年度は感染状況を考慮し、受講者が対面でも、会社や自宅からのオンラインでも参加できる「ハイブリッド型」にて研修を開催しております。

 

3月29日(月)の第6回Peach kokorozasi schoolでは、

講師にスタンフォード大学 フーヴァー研究所 フェロー西鋭夫氏を迎え、

「日本VS世界」

をテーマにご講演いただきました。

 

最初に、ご自身のスタンフォード大学での経験や、アメリカで研究を取り組み始めた際に感じた事等を基に、アメリカと日本の違いについて深く広いご講演をしていただきました。

特に、日本で強いリーダーが育ちにくいことについて、「大学で教えられるのは学術研究のみであり、小学校、中学校での教育が重要である。小学校の先生に20代の若者が就くより、もっと色々な経験をした大人が教育した方が子供の将来にとっては良い。」

「日本人はもっと子どもを褒めるべき。私もアメリカで大学の教授から英語を褒められた事で成長した。その点、祖父母に育てられた子どもは強い。祖父母は父母の教育での経験を活かし、忍耐強く子供と向き合うため、怒ることが少ない。」等といった事をご教示頂きました。

その後、ファシリテーターに酒井真理を交え、質疑応答会を行いました。

「産官学の連携について、日米の差として、日本は産業に優先してリソースを配分しているのに対し、アメリカは学問に優先してリソースを配分しているように感じる。この差が日本の長期的な競争力の低下に繋がっていると感じる。」という意見に対し、

「日本の大学で驚くのは休講が多い事。平日に学会を入れるということは、学術界の意識がとても低いということ。」という回答がありました。

 

 

また、研修後、受講生には修了証書が手渡されました。

 

 

今回を持ちまして、2020年度Peach Kokorozasi Schoolは全6回のカリキュラムを修了しました。

2021年度Peach Kokorozasi schoolは4月16日までの募集となっております。

1年間のカリキュラムとなり、次年度からはさらにブラッシュアップした内容で5月からの開講となります。

 

kokorozasi school