本日は7月28日水曜日に開催されたPeach Women’s Business Schoolの講義の様子をご紹介します。 Peach Women’s Business Schoolは今年度で5年目を迎える、女性管理職を育成するためのプログラムです。 今回は、女性クリニックWe富山 代表 種部 恭子氏をお招きし、「女性のライフサイクルと健康」をテーマに講義をしていただきました。なお今回の講義は、新型コロナの状況を考慮し、ウェブ講義にて開催しました。 前半では、現在の日本の人口推計や人口構造をもとに、女性活躍推進の必要性についてお話いただきました。 今後の高齢化が進む日本社会において、男性より女性の方が長生きするため、長く働き続け、労働力の量的確保が必要になります。加えて、労働力の質を向上する必要があり、女性特有の視点や気づきからイノベーションを起こす女性の活躍が期待されています。 後半は、 ・キャリアとパフォーマンス についてご講義いただきました。 女性が活躍するためのキャリア形成を図る時期は、妊娠・出産に適した時期と重なっているため、ライフサイクルとキャリアプランを長期的に考え、計画を立てる必要性や、その手段として、ピルやホルモン補充療法の活用等で月経やホルモンバランスをコントロールし、過ごしやすい状態を作ること等をご提言頂きました。 講義後は、 ・今と20年後の価値観における優先順位の変化 について、ブレークアウトセッション機能を使ったグループワークをし、受講生同士、様々な意見が飛び交っていました。 最後に種部氏からは、「迷った時こそ、自分が描いていた人生を思い出すこと。一番苦しい時に大きなチャンスが来ることもある。チャンスはできる人にしか来ない。チャンスが来たら、まずは躊躇せずに、掴んでほしい」という熱い応援メッセージを頂戴しました。
研修後のアンケートでは、 「健康に対する意識が変わった」 といった感想がありました。
次回は9月1日(水)「メンタルヘルスケア」をテーマに行います。 |