本日は10月6日水曜日に開催されたPeach Women’s Business School Professionalの様子をご紹介します。 Peach Women’s Business School Professionalは今年度で3年目を迎える、更なる女性活躍を後押しするために、既に部下がいる管理職を対象とし、将来の役員候補としても期待される人材の育成を目的とした研修プログラムです。 今回は、講師に、株式会社竹中工務店 代表取締役執行役員副社長 難波 正人氏を迎え、 「観光集客のマーケティング」をテーマにご講演いただきました。 なお、今回は、新型コロナの感染状況を考慮し、受講者が対面でも、会社や自宅からのオンラインでも参加できる「ハイブリッド型」にて研修を開催しております。 ニューヨークタイムズによると、「年内に訪れたい52の観光地」というテーマで2017年に大阪が、2019年に瀬戸内の島々がランクインし、大阪ベイエリアと瀬戸内地域の注目が高まっている状況です。そのような背景や2025年の大阪・関西万博、IR等を見据え、観光産業は立ち直っていくと難波講師は考えています。 前半の講義では、主に関西ベイエリア、瀬戸内地域の観光地を活性化させ、観光地全体を一体的にマネジメントしていくための取り組みや方針、課題等についてご教示頂きました。 講義後は、「瀬戸内ブランドと大阪ベイエリアとのリンケージ」を問題提起とし、「ウィズコロナの時代、大阪・関西・瀬戸内をより魅力的なエリアにしていく為に、どのようなエリア戦略が必要か。どのような改善策があるか(特に舟運について)」という設問に対して、2グループ分かれて議論し、発表を行いました。 発表の中では、関西と瀬戸内を1つの地域として、認知や価値を高めて、インバウンド旅客を集客する施策等の意見が出ました。また舟運の資源を最大活用方法し、「手軽に乗れる船」や「船上ワーケーション」など、コロナ禍での働き方の視点を取り入れた提案もありました。 各グループの発表後、難波講師から、インフラ整備や地域環境整備等の課題を解決し、各地域の活性化に結びつくマーケティング方法を検討していく必要があるとコメントいただき、受講生はより広い視点での気づきを持つことができる貴重な時間となりました。 次回は11月24日、Peach Women’s Business Schoolと合同で、Rosetta Stone Learning Center の Edward Alexander Iftody氏の「異文化コミュニケーション」をテーマに行います。その様子も後日ご紹介いたします。 |