本日は2月2日金曜日にPeach Women’s Business School とPeach Kokorozasi School Pluslで合同開催された 特別講演の講義の様子をご紹介します。 Peach Women’s Business Schoolは今年度で7年目を迎える、女性管理職を育成するためのプログラムです。 現在、約300人の卒業生が研修で得た知識や気づきを会社に持ち帰り、それぞれの分野で活躍しています。 Peach Kokorozasi School Plusは、女性管理職を対象とするPeach Women’s Business School Professional と統合し、 イノベーション人材を育成することに加え、多様性や持続可能性など多くの「プラス」を生むプログラムです。
今回は講師に、株式会社日本総合研究所調査部長 チーフエコノミスト 石川 智久 氏を迎え、 「世界経済の中期展望~ポストコロナと万博後を見据えて~」をテーマに講演をしていただきました。
前半では日本経済のみならず、アメリカや北欧・アジア経済の話、今後の世界経済を見る視点について ご教示いただきました。海外勤務のご経験もある石川講師ご自身の経験も交え、 各国の状況をわかりやすくお話しいただきました。
後半では関西の経済を見る視点や万博、最近どのような企業が元気があるのか・成功している企業の特徴について、 お話いただきました。目の前の仕事に取り組みながら長期的なビジョンを持って仕事を行うことの 重要性等をご教示いただきました。
その後、酒井真理がファシリテーターを務め、「世界経済と日本経済の変化が自社・自分に与える影響」について グループディスカッションを行いました。 グループ分けをPKS+とPWBS混合で行ったため、「管理職側の方々の意見を聞くことができて勉強になりました。」 「PWBSの受講生の方々は、ほとんどがPKS+受講生よりも若く、PKS+受講者とは将来への考え方やこれまで経験 したことも違うことから、違った視点での新鮮な意見を聞く事ができた。」という意見がありました。
石川講師からは、今後も新たな付加価値を加えて学び続けることの重要性、1行で良いので学んだ内容を振り返り、 書き続ける大切さをご教示いただきました。
アンケートでは 日本はむしろ良い方向ということに驚いた。」 「春闘賃上げ、人口減少や労働力など、私達の日常生活にも深く影響を及ぼすことが「マクロ経済」に結びつき、 自分にも影響してくることを実感できました。」 「経済を日本国内の視点だけでなく、世界からの視点でみることによって視野が広がった。 特に、人手不足は日本に限ったことではなく、世界でも労働力不足が顕在化しているという事実を認識した。 国内の人手不足解消の対策として、外国人労働者の活用がよくあげられるが、 これも簡単なことではないと改めて認識した。」 という意見がありました。
Peach Women’s Business Schoolは次回2月21日(水)、関口暢子氏、山田有香氏、東條こみち氏による パネルディスカッションです。
その様子も後日ご紹介いたします。 |