本日は7月10日水曜日に開催されたPeach Women’s Business Schoolの講義の様子をご紹介します。

Peach Women’s Business Schoolは今年度で8年目を迎える、女性管理職を育成するためのプログラムです。
これまでで約300名の卒業生が研修で得た知識や気づきを会社に持ち帰り、それぞれの分野で活躍しています。

今回は、帝国ホテルクリニック　医長　沖永晶子氏をお招きし、「メンタルヘルスケア」をテーマに講義をして
いただきました。

講義では、主に日本のメンタルヘルスの現状やストレスへの対処法についてお話いただきました。

中でも、メンタルヘルスの不調は身近なものであり、対策として身体や行動、精神にあらわれるストレスのサインを
無視せずに立ち止まることの重要性や、ストレスをなるべく受け入れ、うまく付き合っていくことが大切であると
ご教授いただきました。

また、個人のみならず企業においても、これらのメンタルヘルス対策の必要性があると再度ご提唱いただき、
受講生は認識を新たにしました。

研修の後半では、一人ずつストレスの解消法を発表し、それぞれの解消法を共有しました。

さらに、セルフケアとして、座ったまま自宅や職場でできる簡単なヨガとマインドフルネスを体験しました。

最後に、半年後の自分にあてた手紙を書き、受講生はそれぞれに今の自分と向き合っている様子でした。

アンケートでは、

「今まで、ストレスは「悪」であり、できればないほうがいいのではと考えておりましたが、
セミナーで「適度なストレスは人生のスパイス」「ストレスとうまく付き合って力に変えていく」という言葉に
気づかされました。

また、「マインドフルネス」を10分間実際に体験し、日常、意識を傾けることのない呼吸、自身の内面と向き合い、
心の状態を観察する時間を過ごすことができることがわかり、これから自身の過ごす時間の中に
取り入れていきたいと思います。
また、自身だけでなく、今回学んだことを部署内に共有し、全員が働きやすい環境を整え、心と体の健康を
実践していきたいと思います。」

「初めて瞑想を体験し、本当に安らかな気持ちになれるということに驚きました。
しんどい時期にはまずは自分を第一に考え気持ちを整理することが重要とお伺いし気持ちが楽になり、
周りに落ち込んでいる方がいればそのように声掛けしたいと思いました。
また、もし将来自分に部下ができたときにメンタルケアをするには具体的にどのように接して
いけばよいか（面談など）を今後学んでいきたいです。」

といった感想がありました。

次回は、9月4日（水）「ウエルビーイング企業とは利益と幸せのスパイラルで成長する」をテーマに行います。

その様子も後日紹介いたします。