大阪、京都、神戸、名古屋、東京など関西、関東を中心に研修事業を展開しているピーチコーポレーション(株)です。 これまで数多くの企業様に様々な研修をご提案させていただいております。 本日は11月5日火曜日に開催されたPeach Women’s Business School 、Peach Women’s Business School Professional 合同講演会の様子をご紹介します。 今回は、神戸大学大学院経営学研究科教授三品和広氏をお招きし、「戦略の発想:すべてを正すモードからの脱却を目指して」というテーマで講演会を行いました。
講演の前半部分では、細分化された組織において、ボトルネック工程を解消し続けることが経営にとって大事であり、非ボトルネック工程に注力し、改善や投資を行っても、組織全体のアウトプットの向上には寄与しないことから、自らが所属している部署のアウトプットの向上のみを考えるのではなく、関心領域を広げ組織を俯瞰し、ボトルネック工程の議論に参加して質の高い発言をする事で、経営人材として認知される。という内容をご講演頂きました。
後半部分では、戦略について「ホクト×雪国まいたけ」「トヨタ自動車×本田×日産」という実際のケーススタディをご紹介頂きました。 各業界内において、目に見えない場所で勝負が既に決まっている「戦う前に勝てる布陣を敷く」という戦略を具体的にご紹介頂き、戦略の重要性をご教示頂きました。
その後、交流会場に移動し、交流会を行いました。 Peach Women’s Business School受講生とPeach Women’s Business School Professional 受講生合同での交流会となり、お互いに親睦を深めているご様子でした。
アンケートには ・戦略の発想は一番弱い所を見つけてテコ入れをする、全体を見渡す能力を培わないといけない。目の前の事だけに捉われず横串を指し全体最適を考え視野を広げて行きたい ・「Don’t focus on doing all things right. Do the right thing.」、全てをきっちりやる事に懸命になり過ぎて本質を見失ってはいけない(正しい事をこそ行うべき)、を意識して実践していきたい ・戦略の発想が乏しいことを思い知らされた。ケースを学ぶことで鍛えられると教わったので、勉強していきたい といった声がありました。 次回は12月19日(木)国際ビジネス学がテーマです。その様子もまたご紹介させて頂きます。
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